「地域+美容室」キーワードでホームページを3ヶ月半で検索上位表示できたわけ
2019.06.07
美容室のホームページから新規集客はできていますか?
ホームページで集客していますか?
ホームページで集客できている美容室の大事な要因として『検索上位』であることが挙げられます。
例えば「横浜 美容室」の地域名+美容室というキーワード検索での上位表示です。
この地域名+美容室で検索1ページ目に表示されるようにならなくては、ユーザーの目に触れる機会も少なく、集客効果としては成果が出ないといえます。
まずは、この検索上位を目指してホームページを更新していくわけです。
私が今年(2019)に入ってオープンした美容室のホームページは、サロンオープンから2ヶ月目、サイト公開から3ヶ月半には上位表示されるようになりました。
まだ、集客効果はそこまでではありませんが大事なことです。
今回は、ホームページを作って3ヶ月半で「地域名+美容室」のキーワード検索において、上位表示させるためにやったことを紹介します。
スポンサーリンク
ホームページ自体をしっかり作りこむ
当たり前ですが基本です。
でも、これが出来ていない同エリアの競合店が多い。
サイト自体の作り(内部)がgoogleに好まれるしっかりとした作りになっていることがまず大事。
SEOに強いウェブサイトです。
最適な土台があってこそ、更新し続けた成果が出やすくなりますから。
ワードプレスを利用して作る
ご存知の『Wordpress(ワードプレス)』を利用して、自分で美容室用のオリジナルテーマを作成してホームページを構築。
ワードプレス自体がSEOに強いとされてはいますが、テーマもSEOを意識した作りになっていないと効果が出づらいです。
サイトが出来上がれば、各コンテンツの更新が楽なのもワードプレスの魅力の1つです。
美容室ホームページの中でいうと、
- お知らせやブログ
- スタイルページ
- メニューやクーポン
といったコンテンツ。
ワードプレスを利用して作ることで更新作業の効率化を図ります。
空き時間で、
- macbook開いてコンテンツページ作成
- スマホでブログ更新
- 簡単なアクセス解析
などがスムーズにできます。
とにかく、ウェブに弱い美容師でも簡単に自社で更新作業が可能な『ワードプレスで美容室のホームページを作る』ことが大事。
ホームページのコンテンツボリュームを増やす
コンテンツボリュームとは、サイトのページ数のことを言います。
ページ数が多い方が検索エンジンにたくさん情報発信していると判断されやすくなるため。
ホームページ内のブログをとにかく更新する
これが1番大事。
美容室だろうが何だろうがホームページは作って終わりじゃありません。更新し続けなくちゃ成果は出ません。
しかし、内容の薄いブログ記事をたくさん公開すれば良いというわけでもありません。
この記事を書く時にもSEOを意識して記事作成することも大事です。
記事内に「地域名と美容室」の単語を自然な形で入れる
ブログ更新するときにこの2つの単語を用いて自然な文章を作ります。
例えば、
『横浜でオフィスカジュアルなスタイルが得意な女性美容師が多く、オトナ女子にオススメの美容室◯◯は横浜駅近くです』
こういった文。
よく見かけるダメなパターンがこの次、
『ご予約03-0000-0000 横浜駅3分 美容室◯◯』という単語並べただけの文をブログ記事の最後に毎回入力。
全く効果が無いというわけではないでしょうが、前者の自然な文章の方が検索エンジンに好まれると考えられます。
ユーザーが検索するであろう単語を意識する
これも大事で、先ほどの『横浜+美容室』の文章を作るときで考えてみます。
- 横浜駅徒歩3分
- 横浜駅近く
どちらも意味合いは同じようなものですが、ユーザーが検索するときはどっちの単語を使うか考えるべきです。
私なら「徒歩3分」は使わないでしょう。そこまできっちりと検索ワードを指定しないです。
検索するときあなたならどうですか??
「徒歩○分」より「近く」というワードを検索ボックスに入力しませんか?
こういうことです。
美容室に関連したあらゆるキーワードで記事を作る
- カット、カラー、パーマ、トリートメントなど
- メンズ、男性、レディース、女性…
- ショート、ボブ、ロング…
- 安い、高い
- 駐車場、個室…
- 外国人風…
など、考えられるキーワードの中で自分の美容室に合う単語を利用して記事を作ります。
ユーザーが美容室を検索するときに使うであろうワードを想像するのです。
関連性がゼロでなければあらゆるワードで記事を書く方がイイと思います。
まずは『美容室のサイト』であるということを検索エンジンに早く認知してもらうためにも。
ワードプレスで【SEOを意識した美容師のワードプレスの記事の書き方】も参考にしてください。
同エリア内の競合他店のホームページを調べる
孫子の名言で『彼を知り己を知れば百戦殆からず』とあるように、敵を知らずして戦いに挑んでも勝算は低いですから。
まずは、同じエリア内のほか美容室のホームページをチェックします。スミからスミまでくまなくチェックします。
特に検索結果で1~3ページまでに表示される美容室のホームページを重点的に調べます。
- 内部SEO対策は施されているのか
- コンテンツはどんなものがあるのか
- コンテンツの量はどのくらいあるのか
- ワードプレスで作られているのか
- 更新はされているのか
- 更新頻度はどのくらいか
- ブログはSEOを意識して書かれたものか
- どのキーワード検索で表示されるのか
いろいろ調べます。
競合他店よりも優れたサイトを作る
調べた結果をもとに自店のサイト構成や骨組みなどを考えます。
当然、競合他店よりもSEO的に劣らないように作る必要があります。
ただ、中には内部SEO対策もしっかりと施された作りのホームページを持っている競合もいます。
その場合は、さらに優れたサイトを作るのは難しいこともありますが、同等の作りにはする必要があります。
その上でコンテンツの中身とボリューム(ページ数)で勝負します。
とにかく、サイト自体の作りを競合に負けない『SEO対策を施したサイト』を作ります。
他店にはないコンテンツページを用意する
美容室のホームページといえば、だいたいコンテンツページは決まっていますよね。
- トップページ(サロンコンセプトなど)
- サロンの詳細(アクセス、受付時間や定休日など)
- 料金ページ
- スタッフページ
- スタイルページ
- ブログ(お知らせ)
最近の美容室ホームページといえば、このようなコンテンツがベースとなっているかと思います。
他店にはないコンテンツを用意する。ということは、単純に他店よりもコンテンツボリュームが増すということです。
考えられるものはコンテンツとして、すべてサイトに盛り込みます。
もちろん、ユーザー(お客様)にとって必要なページであることが前提で。
自店の情報を多く見せることは、魅力がより分かりやすくなり、お客様に選ばれる判断材料が増えるので有利となります。
注意すべき点
自分の美容室のホームページです。
検索順位を上げたいからといって、嘘は絶対にだめです。
ホームページを見てご来店くださったお客様の期待を裏切ることになりますし、後で困ります。
なので、コンテンツを増やしていくなら、自店のウリを明確にし、そのウリを細分化してコンテンツを分ける方が良いです。
スタイルページで例えるなら、ボブでも5パターンとかに細分化してコンテンツを作ってみるとか。
「地域名+美容室」で検索上位に表示させるために取り組むべきこと
1番大事なことは『お客様が求める情報をとにかく発信』
これしかないといってもいいくらい。
SEOに強いホームページ作ってもらったから、あとは放置でOK。なんてことは絶対にありえません。
どんどんブログの更新です。ページ数を増やします。
文章の中に「地域名と美容室」というワードを自然に盛り込みます。
根気よく更新。最初は我慢。
すぐに成果が現れるのは難しいです。
「毎日ブログ3記事更新してるのに、全然検索に出てこない…」こんなこと普通です。
1ヶ月間、毎日内容の濃い記事を書いたとしても、2ヶ月目に上位表示してくるなんてことはないと思います。
成果が出なくても辛抱して更新し続けるんです。
私は今でこそわかっているので、先が見えてこない中でも辛抱して更新作業ができますが、はじめは諦めて更新しなくなったこともありました。
別に書きたいこともなければ、書くのも得意じゃないという美容師が毎日じゃなくてもブログ書くというのは、決して簡単なことではないですから。
しかも、ホームページが「地域名+美容室」で検索上位だから絶対に集客できるという保証もありません。
それでも上位表示されることで、競合他店よりかはいろんな面で有利と言えます。
根気と我慢が必要な作業ですが、まずは3ヶ月間は頑張ってブログ更新し続けてみましょう。