美容室のホームページはどこも同じでよく分からない
2017.04.27
美容室のホームページを見にくる人は、基本的には自分の求める情報以外は大して気にしないと思います。
あなたもそうじゃありませんか?
何か悩みや疑問があるときネット検索して、答えを探そうとすると思います。
ネット検索して「このタイトル、自分の求める情報があるかも」と思ってクリックしてページを開く。欲しい情報がすぐに見つかれば良いが、見つからないときそれ以外の情報が邪魔に感じたりするでしょう。
ネット上に溢れている美容室のホームページの数、ものすごい数です。その中で自分に合いそうなサロンを探すわけですから大変です。
その中から選んでせっかく辿り着いてくれた美容室のホームページで、すぐに求める情報が見つからなかったら他を探してしまう可能性が高くなります。
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似たようなデザイン、同じようなコンテンツ
例えば「パーマスタイルのボブにしたい」と思っている人がホームページにアクセスしたとき、スタイルページを開いてボブを探そうとします。そこには、当然なのですがメンズスタイルからショート、ミディ、セミロング、ロングなどのスタイルが一覧で並んでいます。
美容室なのだからいろんなレングスのスタイルを載せるのが当たり前。当たり前のようなホームページを作るから間違いではない。
「そこから好きなテイストのボブを探すんじゃないの?見つからなければしょうがないでしょ」と思う気持ちになるでしょう。わかります。
でも、これだけリアルでは差別化が大事と言われているのに、ウェブ上では大体どこの美容室も似たような作り、同じような中身のホームページばかり。
もし、ボブが得意のスタイリストがいれば、それがわかるよなレイアウト・ページ構成にした方がいいはずです。
もしくは、もうスタイルはすべてボブ。ボブが得意。ボブのお客様が多い。というのがわかるホームページにしてしまうとか。
ホームページを閲覧する方は、手っ取り早く自分の知りたいことだけを探しにやってきます。
ホームページを開いてから、その中から知りたい情報を探すというのは面倒なことです。
ユーザーがあなたの美容室ホームページの中から求める情報を時間をかけて探してくれる。とは思わないことです。
スタイルが一覧で表示されるのは悪いことばかりではないのもわかります。ページ自体がオシャレに見えることもありますし、サロンの得意なテイストも一目で伝えやすいですし。
美容室のホームページですからオシャレで雰囲気のあるホームページであるのは当たり前。美容室をネットで探しているユーザーもそう思って探しています。
であれば、中身(コンテンツ)で差を出す必要があります。
もし、同じエリアでサロン規模もテイストもホームページも似たり寄ったりだとしたら、お客様はなにを見て決めるでしょう?
人によるでしょうが、
- 価格
- 場所がより近い方
とかになるのでしょうか。
ホットペッパービューティのページ上でも同じですよね。似たようなテイストのサロン、似たようなスタイル構成、同じようなクーポンメニュー。。
まとめ
気になる美容室があれば必ずホームページも確認してから、行くかどうか決める時代です。
サロン規模やサロンコンセプトなどにもより何かに特化して打ち出すというのが難しいかもしれませんが、小規模美容室であるならある程度専門性を打ち出したホームページにするべきです。
小規模美容室なんて大抵は同じエリアにいくつもあります。むしろ1番多いのではないでしょうか。
ただでさえ、競争激しい業種でさらに多い店舗数なのですから、他と同じ様な内容のホームページでは伝えたいことも伝わらないでしょう。
そもそも、なんでどこも同じ様なレイアウトで同じ様な中身のホームページになるのでしょうか?
デザインやレイアウトもユーザーにとって見易いものがあるので、ある程度は似てしまうのもわかります。
コンテンツにしても同じ業種ですから、載せる内容が同じになるのも仕方ないです。
それでも、他とは違ったコンテンツを提案してくれ、コンテンツを育てていくアドバイスまでしてくれるホームページ制作業者でないと、結局は似たり寄ったりのホームページになってしまうのでしょう。
美容室がホームページを作るなら、自分で更新できるワードプレスを利用して価値を高めるべきです。
別に、ネットでの集客に力を入れないのであれば、ふつうにオシャレな美容室とわかるホームページであればいいでしょうが、美容室のホームページ集客は美容師のデザインセンスよりも大事なことがあります。