美容室はそろそろ業務用PCもMacでいいんじゃないかと思える時代

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美容室のフロントに置いてるPCは何ですか?

私が思うに8割以上は「Windows」と答えるのではないでしょうか?

確かな割合はわかりませんが、私の美容室も含め私の周りではサロン営業で「Mac使っている」という美容室はありません。
追記:2019’10
サロンフロントに置いていたWindowsと決別してMacにしました。やっぱりMacで特に問題はない。むしろ最高です。

何とゼロです。

個人的に自宅ではMacBook使ってるという美容師は、本当に少数ですがいることは確かですが。

でも、もうWindowsにこだわる必要ない時代になってきていると感じています。

じゃあ、そもそもどうしてWindowsパソコンを使ってきているのか?ですよね。

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昔から日本企業がWindowsベースだから

多分そう。これです。

美容室の顧客管理ソフトなどを作っているのも日本の会社。

日本の会社が業務用ソフトを開発するときには、Windows環境で使うことを想定して作ってきています。

多分、現在もまだそう。

私のお願いしている会計事務所の使う会計ソフトもWindowsでしか使えない。Mac非対応。。

わかりやすいのが昔からあるPOSシステムですよね。

大抵は導入条件として『Windows環境下での使用』となっていることがほとんど。

日本の会社が日本の美容室向けのPOSシステムを作るときは、どれもこれもそうなっていた。

ソフトはWindowsで使用するものという考えのもと作られてきたわけです。

使う頻度はあまりないかもしれませんが、有名な表計算ソフトの『Excel』もWindowsでしか使えないものでした。

私から言わせてみれば、Windowsを使いたくて使ってきたわけではなく、Windowsしか選択肢がなかっただけ。

また、パソコンといえばWindowsという固定観念が自然と刷り込まれていたとも言える。

「別にWindowsでいいんじゃない?」という美容師もいるでしょう。

私にもありましたから。そう思っていた時期が。

そう、Windowsの何がダメなの?という話ですよね。

それは、こちらの『MacBook使えば美容師のモチベーションも生産性も上がるでしょう』で書いていますので。

とりあえず、美容室での業務用PCといえばWindowsなわけですが、

別にMacでもやれなくないよという話

むしろ、慣れてしまえば「断然、Macでしょ」となります。

ただ、デザイン的にも美容師が好みそうなMacですが、業務用ソフトに関しては非対応が多く、フロント業務や事務作業に向かないため選ばれなかったんです。

でも、もしWindowsでしか動かすことのできなかったソフトがMacでも動かせるとしたらどうでしょう?

私なら間違いなくMacを選びます。

とはいえ『Windows/Mac対応』となってきているわけではない。

違うのは、ソフトをPCにインストールして使用する時代じゃなくなってきたとこなのです。

ブラウザで動かせるんだからMacでも問題なし

iPhone使っている方なら『Safari』といえばわかるでしょう。

Windows使っている方なら『Internet Exploler(IE)』でわかるかと。

あのネットで検索したり、ホットペッパービューティーのサイト見たり、アマゾンで買い物したり、とにかくネットに接続して色々使うものです。

『ブラウザ』です。

最近は、このブラウザを利用して動かせるアプリケーション(ソフト)がメインになってきていると感じています。

要は、ネットに繋がっていないオフラインで使うものではなく、オンラインで使うようになってきているんです。

PCのDVDドライブにディスクを読み込ませてインストールする必要もなく、ネットが繋がる環境下であればWindowsとかMacとか関係ないんです。

ブラウザさえ使えればそれでOKなんです。

美容師がわかりやすいのが、ホットペッパービューティーがいい例です。

予約管理もブラウザ

windowsだろうがMacだろうがサロンボードは、ブラウザでログインして利用しますよね。

iPhoneやAndroidといったスマホでも予約管理ができちゃいます。ブラウザアプリが使えますからね。

材料発注もブラウザ

最近では、美容ディーラーへの材料発注もブラウザを使ってネット注文できるようになりました。(まだ大都市だけかな?)

クラウドベースでの使用が当たり前になってきた

今までの美容室POSシステムは、

  1. サロンのPCにソフトをインストール
  2. 顧客情報を入力
  3. PCの中にデータとして蓄積されていく
  4. PCがデータを処理して表示する

というようにPC自身の容量や処理能力を使っていたわけですが、これだとPCのスペックやハードディスクの容量に依存することになっていました。

要は、不都合なことがいっぱいあったわけです。

顧客データや売上データの確認をするのに、いちいちデータの入っているPCがあるサロンに行かなくては何もできなかったのです。

それがクラウドベースで利用できるようになったということは、どこにいても作業可能となったわけです。

サーバーサイドで処理するので、オンライン環境であることが大前提ではありますが、めちゃくちゃ便利になったわけです。

まとめ

とにかくWindows一択という時代ではありません。

Macを購入してそのMacにWindowsを入れることだって可能。Mac1台で1台2役が可能ということ。

デザイン系の業種で使われることの多いMacは、事務作業系には不向きではありました。

でも、ExcelでもPhotoshopでもクラウドベースで利用できる時代です。

Windows?Mac?というOSの違いによるPC選びで迷う必要はないのかなと思います。

また、美容室のフロント業務でいうとPCでなくともタブレットだけでもやれなくないでしょう。

美容室フロントにはiPad。

スタッフルームにMacBook。

これで十分ではないかと考えます。

ただ、不安要素としてはWindowsの方がまだ使い慣れているという美容師の方が多いと思われること。

慣れないMacを導入して営業に支障が出ないよう準備は必要になると思います。

 

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