美容室ホームページ制作はWordPressで価値を高めていくべき
2016.12.16
WordPress(ワードプレス)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
わかりやすく言うと、ホームページの制作で使われる事の多い無料のブログシステムと言えるでしょう。
最近では、美容師個人がWordPressを利用して個人メディアを運営している方が増えています。
あなたが今見ているこのブログ『HYU-』もWordPressを使っています。
美容室のオフィシャルサイトを運営していくなら、このWordPressを利用したホームページであるべきです。
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なぜ美容室のホームページでWordPressなのか?
ブログシステムと書きましたが、美容室のホームページとして普通に作ることができます。
ホームページ制作業者に相談、依頼すれば問題なくWordPressでサイトを作ってくれるでしょう。
WordPressを利用したホームページとは『ブログのように自分で更新可能なコンテンツがあるホームページ』ということです。
あなたがアメブロなどを使ったことがあるなら、更新の仕方もすぐに慣れると思います。
今では、WordPressを利用して作られている美容室のホームページも結構目にするようになりました。
WordPressを利用したホームページとそうでないホームページの違い
ホームページ(ウェブサイト)の制作には、それなりに知識が必要となります。それなので、業者に依頼して作ってもらうことがほとんどかと思います。
ホームページを製作してもらう際は、
- 自分で更新不可のホームページ
- 自分で更新可能なホームページ(WordPress)
のどちらかで作ってもらうこととなるでしょう。
この2つには大きな違いがあるので、ホームページを製作する際はこのくらいは理解しておくべきです。
WordPressを利用せずに作られた美容室のホームページとは
- 新しいメニューが増えた
- 施術料金が変わった
- 内装写真を変えたい
- スタッフが辞めた、入った
- お休みのお知らせをしたい
などの、修正や更新が必要な時はすべて制作業者にその都度頼む必要があります。
その度に費用が発生したり、保守管理費用として毎月ランニングコストが掛かったりもします。
業者によっては、レスポンスが悪くすぐに着手してもらえないなんてことはよくあります。または、管理していた業者が廃業してホームページが更新できず、最終的には閲覧することさえ出来なくなったりと。
その結果、ホームページは作ったが更新することを忘れ、古い情報のまま放置、ただ存在するだけとなってしまう。
そうなってしまうと、ホームページ自体が美容室にとってマイナスイメージとなりかねない。
マイナスイメージとなる要因は、
- デザインが古くなる
- 画像が古い
- お知らせなどの最終更新日がずっと前
- スマホ対応されていない
などで、こういった状態のホームページを見たお客様は、その美容室が営業しているのかさえ不安に感じることがあります。
こういった自分で更新できないタイプのホームページの製作費用は、現在であればだいぶコストを抑えて作れるでしょう。
WordPressを利用したホームページとは
- 新しいメニューが増えた
- 施術料金が変わった
- 内装写真を変えたい
- スタッフが辞めた、入った
- お休みのお知らせをしたい
などといったことをある程度制限はあるかもしれないが、自分で更新できるような形にホームページを作ってもらうことが出来る。
自分で更新できるということは、ホームページを常に最新の状態を保ちやすいと言えます。
コンテンツの量や自社で更新可能な範囲によっても変わってくるでしょうが、制作費用はそれなりの値段となるでしょう。
しかし、デザインレイアウトの変更などがなければ、製作業者によっては毎月のランニングコストは発生せずに運営していくことは可能です。
デザインやレイアウトの変更は、素人では手が出せない部分であるため、制作業者の力が必要となります。
ホームページは自分で更新できることに価値がある
聞いたことがあるかもしれませんが、「ホームページは作ったら終わりではない」ということ。
更新し続けることで価値が高まります。
逆に考えると、更新されないホームページの価値は落ちていくということになります。
今は、美容室でもFacebook、Twitter、LINEといったSNSを利用して、定期的に情報発信しているところは多いと思います。
ホームページにおいても同じように更新が必要となります。
ホームページ内のコンテンツの更新の重要性
美容室や美容師がSNSで情報発信をする際、最終的にはサロンのホームページや個人のブログメディアなどに誘導することが目的であったりします。
SNSで発信できる情報には限界もあります。なので、本当に見て欲しい内容はホームペジ上で更新されたコンテンツを用意するのです。
そのホームページ上に見てほしいコンテンツがなければ意味がありません。
そして、更新することの1番重要とされるのは「検索にヒットする」ということです。
SNSなどで発信した情報は、ネットで検索をしてもヒットすることは少ないです。
検索でヒットするのは、ホームページやブログなどのコンテンツとなるのです。そのコンテンツを更新することが重要なのです。
何が大事なのかというと、
あなたの美容室で来てほしいと思うお客様が求めるであろう情報を、ホームページで発信し続けるということです。
美容室において分かりやすく言うと、
例えば、あなたの美容室が得意とするスタイルがボブで、ボブにしたいお客様に来てほしいとする。
そこで、更新すべきホームページのコンテンツとは、
- ホームページ内にあるヘアスタイルギャラリーというコンテンツに、ボブのスタイル写真を撮影してアップしていく
- スタイル撮影の風景やスタイルのおすすめポイントなどを、ホームページ内にあるブログコンテンツで更新する
こういったコンテンツが更新され増えていくこと。美容室のホームページにはこういった更新が重要となるのです。
そして、この更新作業をし続けることで、ホームページの価値は高まっていくのです。
自分で更新ができないホームページを美容室のホームページにしてはならないです。
『残念すぎる美容室のホームページはただのお店紹介ページ』となってしまうだけです。お金の無駄です。
美容室に必要な更新可能なコンテンツ
ホームページでの新規集客にも力を入れるのであれば、更新可能なコンテンツは多いほうがいいでしょう。
最低でも下記のコンテンツは用意するべきです。
- ブログ
- スタイルギャラリー
- おすすめメニューの紹介
ホームページの制作を依頼する際は、どこまでを自分で更新可能にしてもらうかで、運用方法も変わってくると思います。
サロンに1人は、こういったウェブ担当のスタッフを設けるのがベストでしょう。
コンテンツの機能としては、次に紹介していきます。
1,ブログ
これは、サロンの日記、お知らせなどを更新できるコンテンツです。
サロンのウリがボブであれば、お客様のビフォアフターを載せたりして、そこからおすすめメニューを紹介し、そのメニューページにリンクさせたりとできます。
ブログは、テキスト(文字)量が1番増やしていけるコンテンツとなるので、検索にヒットさせるためには最も効果的と言えます。
2,スタイルギャラリー
サロンスタイルを紹介するためのページとなります。
自分の美容室の得意とするテイストを知ってもらうためにも必要です。逆にこれが無いとすると、サロンがターゲットとしているお客様を集客することが難しいでしょう。
3,おすすめメニューの紹介
これは、新規集客において最後の『予約』というアクションをしてもらうためのコンテンツとなります。
例えば、ブログで書いた【この春おすすめのボブスタイル】という記事内で、カットやカラー、パーマの説明をします。
そして、このスタイルにするための【おすすめメニュー】として、このコンテンツを利用するのです。
『ご新規様限定のセットメニュー』という形にしたり、シーズンごとで変えてみたりと、自由にメニュー設定できれば単価も上げやすくなったりもするでしょう。
まとめ
美容室のホームページは、必ず自社で更新可能なタイプにするべきということを分かって頂けたでしょうか。
更新できないホームページを持つことの価値は低いのです。
美容室のホームページで大切なことは、
常に情報発信ができる
自分で運営して価値を高めることができる
といったことになります。
そのためには、WordPressを利用したホームページでなければなりません。
製作費用なども考えなくてはなりませんが、ここは美容室経営のために必要な投資と思って、よく考えて進めていくべきでしょう。
ホームページ制作料金の考え方は、この記事で『美容室のホームページ制作料金はいったい何で決まるのか?』理解できるかと思います。
そして『作ったら終わりではなく、そこからがスタート』です。
美容師の独立開業と同じです。美容室がオープンしてからスタートということです。
作ったホームページは、更新し続けることが大事です。
実際は作っただけで更新しない美容室がほとんどですけど…それには美容室が本気でホームページに力を入れない理由があります。
美容師の効果的なワードプレスの活用については”美容師ブログをワードプレスで開設するための完全マニュアル”を読んで、知ってほしいです。