【美容室は休業要請対象外】やっと決着ついたか…

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安倍さんは、緊急事態宣言で休業要請から美容室を外したわけだが、小池さんは美容室も休業要請をしていた。

【安倍VS小池】というか【国VS東京都】かな。

結果、小池さんの意見は退けられ、美容室は営業を認められました。

とはいえ「美容室でのクラスター感染の可能性か?」という美容室でのコロナウィルス感染が、福岡であったみたいですね。とうとう…

緊急事態宣言から3日後、再び小池さんから発表があり、3日前と変わらず美容室に休業要請は出ませんでした。それに対しては、

  • 「なんで美容室は休業要請じゃないの?」
  • 「美容室も休業要請して!」
  • 「美容室で働いてるけど恐い…休業にしてほしい」

などの声もたくさんある。

こういう状況下ですから、今回の緊急事態宣言による休業要請に対して、違和感を感じていたのも当然。

感染拡大をより完全に近い状態で抑え込むと考えるなら、美容室も営業自粛するべき業種だと私も思っています。
(とはいえ、補償の面がハッキリしないから困るんですが…)

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【2021年1月2度目の緊急事態宣言の発令での美容室は?】

美容室、美容師の補償問題…

補償、補償、補償…いろんなところから聞こえてくる。

「休めというなら補償もしてくれ」という声。

そんな時「個人事業主やフリーランスなんて、そもそもちゃんと税金納め……」みたいな声も聞こえてきそうですが。

そう、会社員の方とは違うので、こういった意見が出てくることはわかりますが、そういう事業主もいますが全てがそうじゃない。だから、ここではそういうのは一旦抜きにしてほしい。

美容師の感染リスクもある…でも

美容師の私が言うのもなんだが『美容室は感染リスクが少ない』なんてことはない。

私の美容室でもできる限り感染防止対策をしているが、お客様とスタッフに対して100%の安全は保証できない。

カット中も近い距離で接触している。

シャンプー中もそう。カラー塗る時もパーマ巻くときも全部そう。

接触せずに施術できるメニューはない。

もし、感染しているお客様、スタッフがいたら…感染しやすい距離感…1m以内で接近してますから。

「密接」です。

これでは「美容室にも休業要請を出すべき」という意見が多く出てきても当然。

美容師の私だって思う。

  • 働くスタッフ(とそのご家族)
  • 大切なお客様(とそのご家族)
  • 自分の家族

という方々の身の安全と、世の中の現状を考えたら、一刻も早くコロナの感染拡大を抑えるべき。

美容室も休業とするのが本当はベストとは思っています。命より大事なものはないですから。

賛否両論、いろいろあるのは仕方がないですが、

営業する美容室は悪。

休業する美容室は善。

みたいに分けるのはしてほしくない気持ちです。

美容室が良い悪いではなく、緊急事態宣言の中身が中途半端。国と東京都で意見の食い違いが美容室を混乱させたし、そもそも矛盾してる。

だって、

「外出は控えてください」
はい。だからお客様も当然少なくなりました。

「感染防止対策を徹底して引き続き営業してください」
マスクも消毒液も中々手に入らないのに?

「休業要請に協力して休業してくれれば協力金を一律給付します」
美容室は対象外…

コロナでたくさんの方が苦しんで、厳しい状況で働いてくれている方々がいるのも知っている、コロナに感染して亡くなる方もいる。

髪切らなくても、染めなくても死ぬことはない。

そんな状況なんだから美容室も休業にして当然であろう(という気持ちは美容師ですが持っている)

それにしてもズルイ。

店開けててもお客様に来てもらえない。とてもじゃないがやっていける売上なんて見込めない。

でも、休業要請対象外だから協力金の給付もない。

さらに「こんな状況なのに営業してる美容室って…」と見られることもある。

売上も立たない、非難の声もある、防止対策に必要な物資も手に入らない…でも「営業していいよ」

私の店は都心で家賃も高い。4月の売上見込みは今のところ月平均の30%いくかいかないか。でも、休業してゼロよりはマシという状態。

たとえ、協力金50万出たとしてもやっていけない。

お客様とスタッフの安全第一で、新たな感染源となることを回避するために店を休業にする。これも今考えている。

「美容室は不要。休業要請するべき」という声はたくさんある。

しかし、違った意見もある。

  • 「やっててくれて良かった」
  • 「こんな時にスミマセン…」
  • 「出社しなくちゃいけない。髪は気になるのでありがたい」
  • 「絶対やってて!」

と、このような状況下でも来てくださるお客様から言われます。

「こんな時に髪なんて気にしてどうする?」「こんな時に来店してくる客って…」となるでしょうが、価値観の違いもあるから私からはどっちが正しいとは言えません。

「不要」と「要」どちらの考えもあるんですよね。

だから、迷っています。閉めるべきか開けるべきか。

もう助成金や給付金なんて当てにできない。借り入れするしかない

休業から閉店・廃業の可能性も出てくる店も多いにある。私もこの先が読めない中、自分がそうなるという可能性が高くなってきているのを感じ始めています。

閉店は死ぬわけではないけど、経済的に死ぬというのもリアルな死に近いとも考えられる。

だから、暇でも営業するという店もある。私は今のところ営業している(これ書いてる4/11現在)

経済的な死を迎えるわけにはいかないのでまだ営業している。
(コロナで死んだらどうすんだ!とも言えるのだが)

もう借りるしかないです。

お金借りて、手元に現金を持っておいて、今後どうなるかわからないけど耐えるしかありません。

私は、公庫(日本政策金融公庫)で借り入れ申し込みをしました。

補償、補償と言っていても何も変わりません。

いよいよ厳しさ増してきて、不安も大きくなっていますが、店潰すわけにはいきませんから。

給付じゃなく借金だけど無いと困るから、借りるしかないです。

もう中途半端はやめてくれ!

もういっそ強制にしてくれないと、休業の決断ができないです(私は)

近所の居酒屋(小さい赤ちょうちん的な店)も緊急事態宣言の翌日からも営業していた。

強制じゃないですからね。こうなるわけです。

だから、いっそ補償の有無に関係なく強制にでもしてくれないと、たぶん休業しない。できない。

テレビでも言われてるが、

「休業要請と補償がセットじゃないと…」

本当にそう。これをしてくれないことが判断を遅らせる。

美容室にも休業要請をだしたら、そこの補償問題も騒がれてしまうから?

もうそれどころじゃないでしょ?

「絶対に休んでください!」くらい強く言ってもらっていい。

もう、いろんなところでこんなに大変になっているわけだから、補償は後からでもいいから「休め!」とハッキリ宣言してくれ。

店開けてもお客様は来ない。。店閉めるのも不安。。

こんな状態続けるよりはマシだと思う。

 

【2021年1月2度目の緊急事態宣言の発令での美容室は?】

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