美容室のホームページ集客は美容師のデザインセンスよりも大事なことがある
2019.06.19
トレンドを作る・発信することでお客様を集めることができる美容師。
お客様が「ここ行きたい」、「この人にカットしてほしい」と思うデザインを作ることは、美容師にとって集客する意味でも大切なことです。
ターゲットとしているお客様が求めるスタイルをデザインできることです。
美容師にとってセンス・デザイン力は、集客においても重要ですよね。
では、美容室のホームページはどうでしょうか?
美容師の仕事と同じようにセンスやデザインでお客様を集めることができるでしょうか?
答えは『NO』です。
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美容室のオシャレなデザインのホームページがあるだけでは集客はできない
集客とは、お客様を集めること。
美容師がインスタや一般誌のヘアカタなどで集客するには、オシャレなスタイルであることが最重要です。なぜなら、イメージ画像だけで伝える必要があるからです。
しかし、美容室のホームページは違います。
どんなにセンス良く今っぽいデザインのホームページだとしても、それだけで集客はできません。
ホームページ集客の前にアクセスされなくちゃ意味がない
サロンにお客様を呼ぶ以前に、ホームページにアクセスしてもらはなくては集客に繋がりません。
ホームページで集客するということは、ホームページに人を集めることが先決なわけです。
美容室のホームページも広告です。ホットペッパービューティーと同じだと思えばいいんです。
広告は見てもらえなければ意味をなしません。見てもらって初めて広告となります。
ホームページもアクセスしてもらって初めて意味を持ちます。
高い費用かけてオシャレでキレイな美容室ホームページデザインだけではアクセスされない
ウェブサイトはインターネット上に存在していて、その数はめちゃくちゃ多いわけです。
美容室のホームページもその中の1つ。
その中で見つけてもらわなくてはならないのですが、その見つけてもらうために重要なのが『テキスト=文章』なのです。
オシャレでキレイなデザインは、『見つけてもらう』ということにおいては必要ないのです。
アクセスを集めるのはデザインよりもコンテンツ(内容)が大事
Googleの検索エンジンが美容室のホームページで評価するのは、オシャレなウェブデザインやスタイルページのヘアスタイル画像ではありません。
検索上位に表示されるために必要な評価は、目で見えるイメージではなく読んで理解する情報の部分です。
画像は、人間にとっては脳に直接訴えかけることができますが、Googleの検索エンジンには見えないのです。
オシャレでセンスがいいかどうかなんて、判断することはできないわけです。
判断できて重要視するのは、イメージではなくテキストによる内容だけなんです。
美容室のホームページでは、美容師のオシャレなヘアスタイルを作ることと同じように重要となるのがコンテンツとなります。
コンテンツが検索順位に大きく影響します。
- オシャレなスタイルを作る美容師。
- オシャレなデザインのホームページを作る。
これは、集客においては考え方を変えなくてはなりません。
美容室だからオシャレなデザインのホームページなのは当たり前
なんです。だけど、ホームページの目的が集客なら、デザイン以上に中身で勝負しなくてはなりません。
そこをわかっていないから、ホームページやブログなどのウェブコンテンツを軽視しがちなのが美容室経営者。
美容室の内装と同じで、ホームページのデザインにもめちゃくちゃこだわる。
センスの良いデザイン。オシャレな動きのあるサイト。文字はアルファベットがメインでかっこよく。
すごいわかります。自分のサロンのオフィシャルサイトがダサいなんて美容師として恥ずかしい。こう思っちゃいますから。
それで、肝心なコンテンツに対しては、
メニュー料金。スタッフ。地図。コンセプト。スタイル写真…があればいいでしょ。
基本的なページだけで十分と思っている。
美容室のホームページで大事なのはオシャレなデザイン!とばかり考えている。
結果、ホームページ作ったはいいけど集客できない。高い制作費かけて、毎月管理費も支払っているのに集客できないから、ホームページなんて意味ないよ。
美容室のホームページなんてあればそれでいいよ。
美容室のホームページじゃ集客出来ないよ。
となってしまう。
何度も言います。
サロン定休日に頑張って撮影会して、オシャレな今っぽいヘアスタイルを作って、広告に載せて集客する。
これはこれでやるべきだし、集客のためにも必要な素材。
でも、これとは違う作業が必要です。意識を変えなくてはなりません。
美容室のホームページが古くさい見づらいダサイデザインじゃダメなのは間違いないです。
けれども、集客するためにホームページで1番優先すべきなのは、
デザインよりも自分で更新できるコンテンツ重視のホームページ
これです。
ウェブデザインがお客様を集めるのではなく、コンテンツが見込み客を集めるのです。
美容室のホームページは、コンテンツが充実してこそデザインが活きてきます。
デザインメインで集客できる美容室のホームページは、ブランド力のある有名サロンくらいです。
タレントやアーティストなどの有名人、著名人と同じです。すでに名の知れた人物であれば、名前で検索してもらえます。
すでに名の知れた有名美容室であれば、サロン名検索で直接アクセスしてもらえます。
しかし、そういったサロンは一握りで、ウェブ上に存在する美容室のホームページのほとんどが名前で検索してもらえることはありません。
名前で検索されることがないのであれば、コンテンツでの検索流入を狙うしかないのです。
店舗名で検索されるのではなく、オススメメニューや髪の悩みなどの中身のあるコンテンツを検索にヒットさせるしかないのです。
これができないとデザイン性の高い、製作費用も高い、ランニングコストも掛かる美容室のホームページを持っていても意味はありません。
無人島にオシャレでキレイな内装の美容室を開業するようなものです。
デザインも大切な美容室のホームページですが、
- 集客しやすいホームページ
- ランニングコストが掛からないホームページ
- ホームページで集客するためのコンテンツ更新
を意識していないと、お金をドブに捨てているようなものです。
お金を掛ければ多少は集客もできます。ホットペッパービューティーです。
私もホットペッパービューティーの集客力が改めて身に染みたことがありますので。
それでも最小限の費用で集客効果を出したいなら、美容室ホームページ制作はWordPressで価値を高めていくべきです。