【リアルと主観】美容師の給料や年収はどう変化していく⁉︎

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美容師+収入+年収+給料、、といったお金に関するキワードでの検索。

他にも、美容室+オーナー+年収とか。

やっぱり、みんな気になるんでしょう。気にしてもキリがないんですけどね。

とは言いつつ、私も全く気にならないわけではないのですが。

あまりにも気にしている美容師さんが多いようなので、自分なりの考えを好き勝手に書いていこうと思います。考え方も人それぞれ、価値観も人それぞれなので、こういった話に正解なんてものはないと思っています。

世代や視点が変われば意見も変わるし、同様に立場が変われば意見も違ってきますので。

私は、従業員として給与所得の時もありましたし、今はオーナーとしての事業所得です。そして、お給料を支給する立場でもあります。『お給料を頂く、お給料を支給する』の両方を経験した上での今現在の考えとなります。

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そもそも美容師の給料は低いのかどうか

よくブログに記事として取り上げられている『美容師の平均年収約267万円』

これを「ヤバすぎる、低い!」と思うのか、「こんなもんでしょ、世の中」と普通と思うのかは人によるでしょう。「結構稼げてるんだ」と高めに思う人は少ないでしょうが。

この金額を美容師がどう思うのか?という話で進めます。他の職業の方とは視点が違って当然なので。

美容師が美容室という現場で美容業に従事したことで支払われるお給料の価値は、美容師でないとわからないことです。

一般的な考え方として、労働時間×時給=収入となります。保険料や交通費などの福利厚生費などは考えずに。

例えば、

1日の労働時間が8時間で時給1,000円、月に24日の労働日数なら

8時間×1,000円×24日間=192,000円

という計算式になります。

これを美容師として当てはめた時にどうなのかというと『低い給料』と感じるのかと思います。

美容師アシスタントの給料は低いのか?

美容師アシスタントの労働時間、休日数などで考えた時に上記のような計算式で考えると、果たして労働時間×時給=収入となっているのかといえば、実際はなっていないことがほとんど。

営業前後の掃除の時間、練習時間、営業以外の稼働時間などが1日8時間労働の中で収まるのであればいいが、ほとんどの美容室が収まっていないのが現実で、収まっていなければ労働法では残業扱いとなり割増賃金が支給される。なのですが、そうではなかったりするのが『低い』という認識にならざるおえないのでしょう。

朝練、営業開始前の開店準備、お昼ご飯食べれない、営業後の掃除、練習、休日の講習など結構な拘束時間になります。

交通費がどうとか、社会保険がどうとか、そういった部分はちょっと別として、単純に『拘束時間・労働内容に対しての収入が見合わない』と感じるわけですよね。

そう感じても仕方がないと思います。

アシスタントは基本、固定給がベースとなっているので月給はほぼ固定でしょう。固定だからこそお給料を逆算していった時に、時給の低さに驚くのではないでしょうか。

「国家資格で〜で、この給料?」みたいな意見にも同感。でも、国家資格が必要となる職業全てが高い給与水準なのかといえば違う。

高卒で専門学校卒業して国家試験に合格すれば取得できる美容師免許。この美容師免許の取得にかかる費用や必要となる勉強、労力とかはものすごく必要なものだろうか。簡単には合格できないようなハードルの高い試験なのだろうか。

国家資格の中には、小さい時からずっと勉強してきて取得するような人がいたり、美容師の何倍もの勉強が必要とされる資格がたくさんあるのではないでしょうか。

正直、子供の時からろくに勉強もせずに遊んでばっかりで、美容学校時代も遊んでばかりで、一夜漬け(に近い)の勉強でも国家試験に合格した私からしたら、そういったハードルの高い国家資格を有する人たちが、美容師以上に稼げるのは当然だと思うのです。

国家資格である美容師免許を取得することは、そんなに大変なことでしたか?

国家資格だからお金も稼げて、安定した生活が送れると思って美容師になったわけではないでしょう。

美容師は、スタイリストになってから如何にして売上ていくのかで、稼いでいける仕事です。

資格を取って就職すれば稼げるわけではなく、仕事に就いてからの努力が必要となるのが美容師です。

「私がアシスタント時代は〜〜だった」的な話はする気もないですし、すでに時代が違います。

私も現在アシスタントとして働いてくれているスタッフにお給与を支給してる立場です。給料の考え方としては、労働基準法に沿って作りました。サロンの経営バランスも考慮して幾らまで支払えるのか?営業時間や労働日数で考えた時に最低幾ら支給しなくてはならないのか?会計士さんにチェックしてもらいます。

技術レベルでも変わってくるのですが、今いる子は交通費など抜かして20万ほどになっています。これが低いのか高いのかは、アシスタント本人の価値観なのでわかりません。

私的には、もう少し支給してあげたい気持ちはあります。でも「労働法的に問題ないので今はまだ上げなくてもいいのでは」という会計士さんからのアドバイス。サロンには各サロンでの経営バランスも大事ですし、経営者の考え方も違うので、これも正解と言える金額は『最低賃金を下回らないように』というのが考え方のベースになるでしょう。

ちょっと小難しい話になっていましたが、『最低賃金がいくらで、労働時間がこのくらいで』とかは問題提起のためというか、本当に美容師としてやっていきたいのであればこれが問題なのでしょうか?

給料が他業種と比べて低いとか、休みが少ないとかで「美容師ヤバい」とか思っているなら、早いうちに転職を考えればいい。自分の人生でしょう。

それでも美容師やりたいなら、文句言ってる時間を練習に使えばいい。他の勉強に使ってもいい。

アシスタントの給料が美容師の給料だと思って凹む必要はない。アシスタント時代の苦労は自分への先行投資だと思えばいい。社会に出てすぐにお金持ちになれるような職業ではないのが美容師。そして、美容師を選んだのも自分でしょう。

給料が低い!残業代未払い!休みが少ない!おかしい!!とか、声を上げていくのも大切なことかもしれないが、自分の時間を何に使うのか、アシスタント時代から時間の使い方には意識して欲しいです。

スタイリストデビューして稼ぐことは可能だから、アシスタント時代を大切に過ごして欲しいですね。

では、スタイリストの給料はどうなんでしょう?

美容師スタイリストの給与は低いのか?

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従業員として勤めている美容室と雇用関係であれば、一般的な給与形態は固定給+歩合給のスタイリストが多いでしょう。

この給与形態で、美容師の年収が低いのかという話を進めます。

アシスタントと違って、スタイリストは売上に応じて給与が変動します。歩合制です。

歩合率も美容室ごとで違います。

では、この歩合率は誰がどのように決め、どのくらいが妥当なのでしょうか?

これ、結構難しいんです。例えば、美容師しかしてきていない経営者がはじめての開業時に、スタイリストの歩合率を考えるときのベースとなるのが、今まで勤めてきたことのある美容室の給与形態なのです。

たぶんコレがほとんど。なぜなら、経営の勉強もしてきていない、法律もろくに知らない、あるのは美容室に勤めてきたという経験くらい。

だから、スタイリストの給与と個人売上のバランスとか、とにかくどのくらいが妥当で、どのくらいじゃないとオーナーの利益が残せないとか、全部やったことないから正直わからないんです。

だから、いろいろと事前に調べるんです。

他美容室の給与形態はどうなっているのか?とか。私も先に独立開業して、従業員を雇用している友人や先輩に聞いたものです。

たくさんの美容室を顧問先に持つ会計士さんにも確かめるんです。

他のオーナーさんがどうやってスタイリストの給与形態を決めているのかは、確かなことはわかりませんが、別に独り占めしようという気持ちで決めているわけではないでしょう。

むしろ、他のサロンよりも少しでもいいお給料をあげたい。こんな気持ちで歩合率を決めていると思います。

とりあえず、最初はわからないので自分の経験や周りのアドバイスが頼りになり、経営していくうちにいろんな事が見えてきます。

美容室の経営というものがわかってくると、考え方が変わってきたり、新たな思いが芽生えたりもします。

そういったことや世の中の流れなどに合わせて、給与形態を考え直したりもします。

ここまでは、あくまでオーナー視点での意見となりますが。

じゃあ、そうやってオーナーが決めたスタイリストのお給料をスタッフはどう思うのか?

『低い』と感じる美容師が多いのかな。職業別の平均年収とかで考えても、やっぱりそういう位置付けになるのかな。

休み少ない、後輩の教育、ミーティングに講習に撮影会とスタイリストになってもいろいろとある。

まあ、こういったことはスタイリストとしての自分のためでもあるが、単純にプライベートが少ない。となるでしょう。

こういった仕事環境で統計にある平均年収だけを見てしまうと、オーナーが利益を独り占めしているのではないか。と感じるのも仕方がない。

私が実際に知る限りでは、普通に稼いでいる美容師、稼げない美容師、結構稼いでいる美容師は見てきました。

普通に稼ぐとはスタイリストで月給35万以上。

稼げないとはスタイリストで月給30万以下。

結構稼ぐとはスタイリストで月給50万以上。

というような感覚である。正直、上を見たらキリがない。働いてきた環境でも価値観は変わるでしょう。

稼ぐ稼げないで思っていたのは、同じ環境でも稼ぐ美容師はやっぱり違う。稼げない美容師とは違う。

同じ環境なのに稼げないのは、稼ぐ美容師に比べて明らかに何かが違っていました。その何かは自分で考えてほしいです。

美容師に限らず言えることだと思うのですが、どんな業界でもその業界にいるすべての人が稼げるわけではない。

企業に勤めれば、何年経っても皆足並み揃えて同じように昇給していくのか。

皆が役職に就けるのか。

皆が起業して成功するのか。

そんなことはない。美容師も例外ではない。

スタイリストになれば皆が稼げて、役職に就けて、独立できるのかと言えばそんなことはない。

稼ぐ美容師さんは、勤めている美容室の待遇にもよるが努力をしている。稼ぐためにはどうすればいいのか考えている。お客様の支持を得るためにはどうすればいいのか、常に常に意識して仕事をしている。

ただ美容師として、ただ仕事をしている。わけではない。

平均年収が低くない仕事に就けば、美容師の時より年収は増えるかもしれない。ただ、その仕事に就くだけで頑張らなくても、年収が増えていくなんて甘いことはないでしょう。

そもそも、そういった仕事に就くのも楽なことではないと思うわけです。

先にも書いたように、稼ぐ美容師さんもいるわけで、美容師ではいいお給料は稼げないというわけじゃないんです。

むしろ、結果を出せば給料が上がるというわかりやすい職業です。明日からでも頑張って結果を出せたら、次の給料が上がるはずです。半年、続いたらかなり上がっているかもしれません。1年間、結果を出し続けたら倍の年収になっているかもしれません。

それが美容師です。

普通に一般的な企業に会社員として勤めていたら、いきなり来月の給料5万アップさせるとか、来年は今年の倍の年収にするとか思ったからといって、自分でコントロールできないことがほとんどでしょう。

でも、それが可能とも言えるのが美容師です。

平均年収だけを見て、世の中の平均と比べて、他の職業の仕事内容や大変さを体験したこともないのに、「美容師は稼げない。やばい!」と本気で危機感を感じているなら、他の仕事に就いてみたらいいと思う。

私も「他の仕事の方がいいんじゃないか?!」と思った時期もありましたが、他の職業に転職する勇気はなかったですし、そこまで強い思いにもならなかったので、他の仕事の大変さなどは知りません。

でも、お金を稼ぐことが仕事の1番の目的で、美容師じゃ稼げないと思うのであれば、転職を考えるのは間違いではないと思います。お金も稼ぎたいけど好きな仕事(美容師)がしたいのであれば、その仕事でどうすれば稼げるのか考え、頑張るしかないでしょう。

美容室のオーナーも同じように人間ですから、考え方も人それぞれ違うわけで、「みんなで売り上げたお金を独り占め」と考えているオーナーもいるかもしれないですし、そうじゃない考えのオーナーもいるでしょう。

以前、私が中途でアシスタントを雇用したときのことです。(ちなみに、試用期間中に辞めてしまいましたが)

そのスタッフの将来の夢は「美容室を開業して、儲けを独り占めしたい」と意気込んでいました。

私「なんでそう思うの?」

スタッフ「前のサロンのオーナーがいい車乗っていたんで、稼いでんだろうな〜と思って。自分も社長になったら、そんな感じになれるかと」

別にこのように考えることを悪いとは思いません。考え方なので。ただ、この子にはオーナーが独り占めしているように思えたのでしょう。本当のところはわかりませんが。

私が従業員として働いていた時は「オーナーだから当たり前か」とかで、独り占めしているというふうには思っていなかったが、そう思う人も少なからずいるわけですね。

この『独り占め』という言葉の響きが悪いイメージしかない。

それでも、この言葉を使って個人事業主で超小規模美容室のオーナーの私が、意見を発するとすれば「独り占めしてないと思うけど、したらダメなの?」となる。

美容師はお客様の施術することでお金を稼ぎます。では、どうやってお客様に対して美容師の技術を提供するのか?

  • お客様を施術する椅子やシャンプー台、鏡、材料などが必要でしょう
  • それ以外にもドライヤーやブラシ、アイロンなどの備品も必要でしょう
  • お客様のお会計をするレジやレジ金も必要でしょう
  • クレジットカード払いに対応するなら、決済サービスも手数料支払いも必要でしょう
  • 水道、電気、ガスも必要でしょう
  • 安心して働くなら、損害保険の加入も必要となるでしょう

いろんなものが必要となります。もっと言ってしまえば、サロンと云う箱『店舗』が必要となります。

美容師として働くためには、必要となるものがたくさんあるわけです。

美容師としてお金を稼ぐには、必ずお金も必要となるわけです。

美容室の経営者は、お金を稼ぐために多額の資金を投入し、大きなリスクも背負い、美容室を開業しているわけで。

開業した後も、いろんな不安を抱えながらも投入したお金を回収するために、生活していくために、経営努力をし続けなければならない。

そうやって稼いだお金をオーナーが1番取ってるのは、当たり前だと思うのです。

確かに、歩合率が低くく稼ぎづらいスタイリストもいるでしょう。オーナーが独り占めしているのかもしれません。もしかしたら、サロンを維持するための固定費が高く、独り占めしているわけではないのかもしれません。

こういったことは、オーナーにしかわからないことで、本当のところはスタッフには見えません。

美容室オーナーの収入は低いのか?

現在の私はここです。これが1番難しいのではないでしょうか?

サロン規模や立地、経営のやり方など人それぞれですし、個人事業か法人なのかでも変わってくるでしょうから。

美容室を開業してオーナーとなれば、誰もが収入アップするわけではないです。

  1. スタイリストとして勤めていた時の方が収入が高かったオーナー
  2. スタイリストとして勤めていた時と変わらないオーナー
  3. 独立開業してからが1番収入がいいというオーナー

オーナーの単純な感じ方としてはこの3つになると思います。

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1,収入が下がったオーナーもいる

実際にいます。私も知っています。多いのかもしれません。

大変なんです、従業員を雇い美容室を維持していくということは。維持するだけで精一杯で自分の収入なんて確保できないこともあるんです。

オーナースタイリスト1人美容室の場合でも、売上が立てれずに固定費の支払いだけで終わってしまうこともあるでしょう。

『お金を稼ぐにはお金が必要』と先に書きましたが、この稼ぐために必要となるお金より売上を上げることができなければ、オーナーは収入を得ることはできません。

2,収入が変わらないオーナーもいる

私が独立開業した時、1年目は自分がスタイリストとして勤めていた時の平均年収と同じくらいを目指しました。

オーナースタイリストとして、勤めていた時よりも技術売上が高くなったとしても、自分の収入が減ることだってあります。

従業員の時は、お金を稼ぐために必要となるお金のほとんどを会社(美容室)側が負担してくれていただけのこと。このお金を自分で負担してみたら、思ったように収入が上がらなかったということ。

ここを見落として(計算せずに)独立開業すると、収入が上がったとしても偶然と言えるかもしれません。運が良かったとかそういう感じ。

3,収入が上がったオーナーもいる

運もあるかもしれません。でも、運だけでは中々上手くいかないのが今の時代だと思います。やっぱり難しいというのが私の気持ちです。

勢いも大事ですが計画はもっと大事だと思うわけです。

ただ、スタイリストとして勤めていた時は、月間指名売上50万もいかなかったのに、独立したら月平均50万以上の収入になった人も知っています。

美容室に勤めている時は会社に集客を頼り、自分では経営のことなど考えずに、お客様に集中してればいいという立場でありながら、売上を伸ばすことができないスタイリストはたくさんいる。でも、しっかり計画して思い切って独立開業してみたら、集客も売上を伸ばすことに成功するということもある。

自分の思うように自分の店を経営することができれば、売上の低かったスタイリストがオーナーとして収入を増やすことも可能。

美容室オーナーの収入こそ不安定

やり方次第で収入が大きく上下してしまうのが美容室オーナーということを書きました。

従業員であれば多くの場合、固定給が設定されていると思います。でも、オーナーに固定給なんてものはありません。(一般的な美容室経営においては)

スタッフであればお客様がゼロで売上がゼロでも、サロンで業務に勤めていれば固定給は出ます。オーナーの場合だと収入ゼロです。むしろ固定費があるのでマイナスとなります。

美容室オーナーの収入が1番不安定であることは間違いないのです。稼ぎが多い少ないとかではなく、安定しているかしていないかという話。

「オーナーになれば自由に稼げる」「独り占めできる」と、簡単には思わない方がいいでしょう。簡単じゃないですから。ただ「自由に稼ぐ」ことは可能です。

事業主ですから、美容室経営で稼ぐのも、他事業で稼ぐのも自由と言えば自由なんです。制限はありません。

美容室オーナーの収入は自分次第

業務委託で個人事業主として働く美容師も同じですね。稼ぎ方に決まりはないわけで、美容室経営とは別の何か関連性があるものを事業にしてもいいでしょう。

収入源は多いに越したことはありません。だってオーナーの収入が1番不安定なんですから、少しでも安定させたいんです。そのためには、事業を1つに絞らず複数同時にやることだって考えていいんです。

例えば「店舗展開して組織化する」という考えも、先々のことを考えた時に同じように『安定、継続、成長』させるための考えかと思います。

美容室オーナーは不安だらけ

オーナーに限らず、スタッフももちろん不安でしょうが。

年齢的なこともあるかもしれませんが、美容室経営者という立場で普通に考えると若いということはあまりせん。(若い経営者もいますが)

心配なわけです。もし店が潰れたら。。

借金は?次の仕事は?

経営が順調であってもこういった不安は常にどこかに持っているわけです。

オーナーになって収入が高くなるかもしれません。一緒に不安も増えるかもしれません。

美容室オーナーの年収は高いか低いかまとめる

『高い』正確に言うと、『高めることが可能』

従業員だと勤め先の環境などにもよりますが、収入の天井がどうしても見えています。経営者になるとそこが違います。

もし天井が見えてきたら、天井を新たに高く作ればいい。また、天井が見えてきたら、さらに高く高く作ればいい。それが希望ならどこまででも高く作れるのが経営者です。

わかりやすく美容室経営でいうと、

1店舗目での売上キャパがもうすぐMAX=収入の天井が見える

2店舗目を出店=収入の天井を新たに高く作る

1、2店舗とも売上キャパがMAXになりそう=収入の天井が見える

3店舗目〜

というように、天井を高くしていけます。

このようにオーナーには天井の高さがないと言えます。

オーナーとなった私の収入は?

勤めている時よりは上げることが、今は出来ている。

でも、満足はしているわけではありません。天井が見えているのに天井にぶつからない。天井まで行くことができない。そう、難しいんです。最初の天井に辿り着くことも大変なんです。

経営者としての能力がまだまだ低いと自覚してます。

美容師の平均年収はデータ上は低いです。事実でしょう。

でも、上げていけることも事実です。それに、技術職ですから独立開業もしやすい職業なので、経営者となり収入を高めていけるのも事実です。

低い収入の時だけを見ていては、キツイでしょう。

美容業界が〜とか、美容師の地位が〜とかも言う気はありません。

美容師でも他どんな仕事でも自分次第だと思っています。

ただ、オーナーになって思ったのは”美容室オーナーの【収入=自由に使えるお金】ではなかった。。”ということ。

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